近頃ちょっと目立ってます!
なんで目立っているのかというと、前から欲しかった「チャイルドトレーラー」をとうとう手に入れてしまったからなのです!!
(双子用ベビーカーの選択肢として悩んでいた頃の記事「双子用ベビーカーのススメ」はこちら)

なので今回の記事はかなりテンション高めでお送りいたしております(笑)。
★チャイルドトレーラーとは?
チャイルドトレーラーとは、ベビーカーにもなるし、自転車と合体させて引っ張ることもできるんです。もちろん子供を乗せたままで。
どういうこと?という方は、ひとまずこちらをご覧ください。
ベビーカーでもあり、そして……

チャイルドトレーラーーカーモード
ちなみに我が家の双子(2歳)が乗ってます。
子供を乗せた自転車にもなる!!

牽引モード
ここではママチャリと合体させています。
これがチャイルドトレーラーだぁっ!
このように子供たちを乗せて徒歩でも自転車でも一緒に移動することができるのがチャイルドトレーラーなんです。素晴らしい!!ですよね!?
ちなみに購入したチャイルドトレーラーは
BURLEY(バーレー)社の「D’Lite」です!!
型落ち品ですが…(・ω・)…。
このチャイルドトレーラー、メリット盛りだくさが、もちろんデメリットもあります。
それについては後述するとして、いきなり結論です。
★チャイルドトレーラーが欲しかった理由
2人乗りベビーカーに重要な要素
そもそも、なぜチャイルドトレーラーを欲したのでしょうか。
「双子用ベビーカーのススメ」では、2人乗りベビーカーには次の2点が重要だと述べました。
- 車いすサイズの幅以下であること(横型の場合)
- タイヤのサイズが大きいこと
1.については、おおよその公共交通機関、駅の改札やエレベーター,公園・公共施設の入り口など、車いすが通れる前提で作られているためです。幅が広ければ広いほど乗っている子供たちは快適だとは思いますが、それで行ける場所が減ってしまっては本末転倒です。
2.については、段差に対する衝撃の差。
タイヤが小さいほど、段差に対して垂直に近いぶつかり方をすることになります。
タイヤが大きくなるとこの角度が浅くなっていき、極値的には「ん?段差あった?(´・ω・)?」という状態になるわけです。
チャイルドトレーラーは要素を最大限に満たす
ではチャイルドトレーラーはこれらの要素に対してどうなのかというと、恐らく現実的に可能な限りで一番満足させている2人乗りベビーカーなのではないでしょうか。
1. チャイルドトレーラーの幅は?
基本的に、チャイルドトレーラーの車幅(敢えて”車幅”と書きます)は車いすと同等以下です。
これは日本で流通するチャイルドトレーラーはマンション居住者のこともよく考えており、
マンションにはエレベーターがある
→ 日本のエレベーターは車いすが乗れるように設計されている
→ エレベーターに乗れるように作られたチャイルドトレーラーは車いすと同等以下の車幅
となるからです。
実際、僕の購入したチャイルドトレーラーは車幅77cm(実測値)です。
車いすは通常のもので72cm程度らしいです。
ちなみにCOSATTO(前に使っていた2人乗りベビーカー)の幅が72cm。
このことから、「車いすが余裕をもって通れる場所は通ることができる」ということがわかります。
実際僕も、チャイルドトレーラーでいろんなところを通っています。
幅が増えた分、通りづらいところはCOSATTOよりも増えましたけどね。そこがデメリットではあります。
・COSATTOなどに比べると幅が増すので、通りづらいところはちょいちょいある
2. チャイルドトレーラーのタイヤの大きさは?
ベビーカーとして押しているときに感じる振動は、気になるものはほぼ皆無、とまで言ってしまって良いでしょう。段差?なんで気にするの?ってレベルです。
まぁこれまでベビーカーで気にしていたものを、自転車で気にするのかという話ですよね。
余談ですが、チャイルドトレーラーをベビーカーモードで押していたら、小学生に「なんかスゲぇ!自転車のスゲぇのが来た!!」と言われました。いやいや、ベビーカーだからね!!
さて前輪は小さいですが、段差に乗る前にヒョイっと上げれば問題ありません。いやいやそのヒョイっとが大変なんでしょ~?と思われるかもしれませんが、簡単です。人力車に人が二人乗っていても、車夫(引っ張る人)がヒョイっと軽く持ち手を上げてるのと同じです。
押し具合が軽いのも特徴
また片手でも押せるくらいに押し具合が軽いのも特徴です。
これもひとえにタイヤの大きさ恩恵かと思われます。
たくさん入る、チャイルドトレーラー
さらにメリットを追加するならば、やはりその積載能力でしょう。

女性用なら傘もなんとか入る
長物であれば、傘も入ります。

おむつだけなら8つは載る

おむつだけなら8つは載る
子供を載せなければ、おむつだけで8袋は入ります。
子供と一緒に買い物なら、後ろの荷物入れで4つですね。
★ベビーカーモード

妻の場合
さて、ここでベビーカーモードに絞ったメリットデメリットをご紹介。
先ほどまでの
- 幅が車いすと同等以下
- タイヤが大きい
- 収納力が多い
というのは、ベビーカーでもトレーラーでもメリットになる点です。
メリット
機動性の高さ
まずベビーカーとしての操作性は最強です。
その場で超転進できるレベルの機動性を有するので、下手な1人用ベビーカーよりも機動性が高いです。車椅子がその場でターンする場面を想像してください。そんな感じで方向転換できます。マンションの廊下とか余裕です。狭すぎないエレベーターの中ならクルクル回れるレベル。
お外が見えやすい
真横が半透明で、お外見えるのが割と良かったみたいです。
押すのがとにかく楽
妻は二人乗りベビーカー押すのがスッゴく楽になったと感動していて、もっと早く買えば良かったとさえ言っていました。
通常の2人乗りベビーカーを下げるわけじゃないですが、だんだんと子供の重さでゆがんできて、それが抵抗になってしまうという悪循環になっているように思います。
チャイルドトレーラーは自転車で曳くことも想定されているので、頑丈さは半端ない。
ベビーカーモードとして使う目的だけでも、半端な高級品買うよりコストパフォーマンスはよいのかもしれない。
また男性陣にとっても押すのが楽になるというメリットもある。
これはタイヤや歪みの問題ではなく、ハンドルが無段階で高さ・角度が変更できる点によるものです。

僕の場合
上の方で妻が押している写真を載せましたが、身長差は30cmほどあります。
今までのでもまぁ押せたんですが、このハンドル状態で、この歪みのなさ、タイヤの大きさを経験すると、もうほかのベビーカーには戻れません。マジで。
デメリット
間に仕切りがない
これはメリットにもデメリットにもなりうるのですが、2人の間に仕切りがありません。
イヤイヤ期で暴れたり、寝落ちして頭が傾くと、もう一人が被害を受けやすいというのがデメリット。

もたれかかる子
あえてメリットとして書くなら、二人で仲良くなんかもにゃもにゃ言ってるのが聞こえてきます(笑)。
価格
これがとにかく高い。
数万~10万円くらいでしょうか。オプション抜きで。
そこが一番のネックで、売れない理由のひとつだと気が付いたのか、国内の代理店さんが新しく廉価版を取り扱うようになったようです(後述)。
とにかく目立つ
お母さんネットワークで「市内にあと4人はチャイルドトレーラーオーナーがいる」という情報が流れるくらい、目立ちます。でも双子の親は、見られることに慣れているでしょう。あんな感じです。気にすることないです。
★トレーラーモード
こちらのモードも、もちろんメリットデメリットがあります。
メリット
移動が速くなる,遠くまで行ける
まずはやはりこれ。
ベビーカー押すのと比べて数倍速く移動できるということ。

いざ遠くへ
これまでの移動範囲の数倍は楽に移動することができるようになります。
今まで行けなかった児童館、今まで行けなかった公園も行動範囲の中に入ってきます。
乗ってると楽しくなる
最初は乗ってしばらく泣いてたけど、これはイヤイヤ期真っ只中なのでノーカウント(笑)。

ロードバイクにもつく
お父さんが曳いてたから「お母さんどこー?」という声が聞こえるけど、聞かれる度に後ろから自転車で付いて来る妻が「おるよー」と応えてたらだんだん楽しくなってきた模様。「どこー?」「おるよー!」がずっと続く移動となりました(笑)。
とにかく目立つ
ベビーカーモードでのデメリットだった「とにかく目立つ」は、トレーラーモードだと利点になります。車が凝視してくれるので、まず轢かれることはないなぁと。
あとは若干運転が難しく気を使うので、その辺が歩道を爆走するお母ちゃんたちとは大きな差になるかなと思います。あの人らマジで周り見てないよ……!
デメリット
縁石にぶつからないか気になる
最低限左側、できれば両側にミラーを取り付けたいと思いました。さらなる安心を買う感じで。
車運転できる人なら車幅感覚などあるのでまぁ大丈夫だとは思いますが。怖いので一応、僕は買います。
車とのすれ違いが気になる
意外と動いている車よりも、渋滞している時の車の方が、ぶつからないかどうか気になることが多いです。
そういった場合、場所によっては降りて押して歩けば良いし、押してても軽いので負担は全然ありません。スポーツ自転車で牽いてたらそのまま片手で押せる。
★僕は買ったのはこのチャイルドトレーラー
様々なメーカーから出ているけど、僕はTravoy(トラヴォイ)というトレーラーをもっていることで使用感・安全性については信用しており、また中の広さが一番ありそうなBURLEY(バーレー)で購入しました。ということで購入したのは……
このチャイルドトレーラーは、サスペンションがついていたり、雨の日でも特にレインカバーが必要じゃなかったり。
また、ベビーカーモードにする時にタイヤを長く前に出す必要がないオプション「ストローラーモード用のタイヤ」が使えたりすることが決め手でした。
とはいえ、必要に応じてグレードを変えて自分にとって一番コストパフォーマンスの良い買い物をするのが良いことだと思います。
また、どうやら最近、チャイルドトレーラーシリーズに廉価版が登場したようです!
★廉価版が登場!
Amazonさんや楽天さん以外でチャイルドトレーラー購入する時の主な店舗となっている「CYCLE PARTNER」さん。
情報盛りだくさんのこちらのサイトで、新しいチャイルドトレーラーを取り扱い始めたようです。
その名もポルタス。
これまでのチャイルドトレーラーのラインナップとしては、BURLEY(バーリー)、THULE(スーリー)の、この二つがちょっと高級路線のメーカー。
そして若干安めのWIKE(ワイク)。
この流れに新しくポルタスを入れてきたようです。ワイクも同じく安価な路線のチャイルドトレーラーですが、ポルタスのつくりは高級路線組を足して3で割るような方法でつくっているようです。
おそらく使い心地は若干違うと思いますが、コストパフォーマンス、そしてどれだけ必要なのかという点から、選択肢に入れるのもいいことだと思いますね!
これらのチャイルドトレーラーも上記の「タイヤが大きい」などのメリットを持っているので、十分使いやすいチャイルドトレーラーであると思いますし、価格的にも「エアータイヤ付き二人乗りベビーカー」としてはむしろ安い部類に入ると思います。
求ム、情報!
さすがにチャイルドトレーラーを2台を買って比較レビューということはできないので(笑)、ぜひ購入された方からのコメントをお待ちしております!!
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